労働者のための生活習慣改善プログラム
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⾷べたほうが良いことは誰もが知っているはず。でも、なかなか⾷べられない。それが野菜です。野菜の種類、何種類ご存じですか︖意外といつも同じ野菜しか⾷べていないことはないですか︖いつも⼿にしない野菜に⽬を向けてみると、意外とたくさん⾷べられるかもしれません・・・264.9257.1269.5246.3218.4232.3野菜摂取の平均値平成29年国⺠健康・栄養調査忙しいと、野菜って食べにくいですよね。手軽に食べられる野菜から始めよっと。(g)4003002001000298.9318.2317.3321.7279.8306.220歳-29歳30歳-39歳40歳-49歳50歳-59歳60歳-69歳70歳以上男性⼥性循環器疾患やがんの予防に効果的に働くと考えられている、カリウム・⾷物繊維・抗酸化ビタミンを適量摂取するには、野菜350〜400gの摂取が必要と推定されています。このことから、野菜の摂取⽬標量が1⽇350g以上と設定されています。しかし、どの年代の平均値も⽬標量を下回っていることから、それぞれのライフスタイルにあった野菜を⾷べるための⼯夫を⾒つけることが必要です。具だくさんなスープにしてしまおう!!野菜やきのこ、海藻などをいつもよりちょっと多めに⼊れて具だくさんにしてみましょう!!具が多いと、汁を飲む量も減るので、こっそり減塩にもなってしまう!!⼀⽯⼆⿃🦆!!生より温。加熱すればカサが減る野菜は、⽣で⾷べると、調理によるビタミン損失が少ないというメリットはありますが、“カサ”と“嚙みごたえ”があるので、量が思ったほど⾷べられません。茹でてドレッシングをかけるだけでも、⽴派な野菜料理に変⾝。サラダだけが野菜ではありません!!野菜の“小鉢5杯分”を目安に「⼩鉢」1杯の野菜料理は、おおよそ野菜70g分です(料理や使⽤する⾷材によって異なります)。つまり、野菜1⽇350gを達成するには、⼩鉢5杯分!!毎⾷野菜を⾷べる意識が到達の近道です。超便利な冷凍野菜やカット野菜を活用市販の冷凍野菜やカット野菜は、多少のビタミン損失はあるものの、そこまで⼤きな損失ではありません。冷凍技術の向上で、以前よりも⾵味がぐっとアップしているので、上⼿に活⽤してみましょう︕若い世代の方が野菜を食べていないようです。●野菜類野菜は、1⽇350g以上が必要とされ、350gで1点分です。そのうち、1/3は緑⻩⾊野菜で、2/3は淡⾊野菜でとります。1⽇分の⽬安量は、⽣野菜で両⼿⼭盛り1杯、または、加熱野菜で⽚⼿⼭盛り1杯です。四群点数法では、きのこや海藻も淡⾊野菜と考えます。野菜に多く含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウム(⾷塩)の体外への排泄を助けるため、⾎圧のコントロールにも役⽴ちます。▶野菜を上⼿に⾷べるコツ1⽇350gの野菜を⾷べるには、1⽇3⾷⾷べることが⼤前提!!3回のチャンスを上⼿に使わないと意外と難しいかもしれません。少し意識するだけで、美味しく減塩できるヒントがたくさんあります。野菜を⾷べる

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