いくつかの⾷事バランスを整える⼿段の中から、⾷事の“適量”が分かりやすい、四群点数法について今回は掘り下げていきます。減量や⾷事量をコントロールしたい⽅にピッタリです。まずは、四群点数法の基本に触れてみましょう︕おもに熱量や⼒のもとになる体内でおもに体温を保ち、エネルギー源となります。糖質は脳のエネルギー源としてとても重要です。脂質は、糖質の2倍以上のエネルギー量があるので、効率的なエネルギー供給源です。(1g=9kcal)たんぱく質は、おもに筋⾁や⾎液・内臓を、カルシウムや鉄は、⾻組織や⾎液を作ります。脂質は体脂肪として蓄積される他に、細胞成分にもなります。(Ca,Fe,Naなど)(A,B1,B2,Cなど)体内で他の栄養素の働きを助けます。ビタミンは、体内で起こる数々の代謝反応に必要な酵素としての働きを補います。ミネラルは、カラダで起きる様々な反応を円滑に働かせます。おもにカラダを作るおもにカラダの調⼦を整えるカラダに必要な栄養素が揃います。野菜(きのこ・海藻含む)芋、果物カラダの働きを円滑にする栄養素を多く含む⾷品⿂介、⾁、⾖・⾖製品カラダを作り、活⼒となる⾷品穀類、油脂、砂糖その他炭⽔化物や脂質などを含みエネルギー源となる⾷品炭⽔化物(1g=4kcal)たんぱく質(1g=4kcal)脂質ミネラルビタミン乳・乳製品、卵⽣命の根源ともいえる栄養を完全に補う⾷品▶四群点数法とは⾷品を“含まれる栄養素が似たもの同⼠”の4つのグループに分類し、「なにを」「どれくらい」⾷べたらよいかを考えることができる、⾷事バランスの整え⽅です。「なにを」⾷べたらいいの?第1群から第4群まで、偏りなく⾷品を選ぶことで、▶5つの栄養素と主な働き⼈間が⽣きていくために必要な5つの栄養素は、炭⽔化物(糖質)、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンです。カラダへの役割として、⼤きく2つ「①カラダを動かしたり、体温を維持するために必要となるエネルギーを供給する役割」と、「②カラダの構成材料となったり体内機能を調整する役割」に分けることができます。四群点数法?
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