労働者のための生活習慣改善プログラム
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死亡#$%「最優秀選⼿のAさん」ではありません。知っててほしいけど、知らない⼈が多いかもしれない・・・。残念です。実は、“健康的な⾃分”のためには重要な役割を担うんです。MVPA。まずは、知ることから始めましょう。中強度身体活動(moderate-intensity)高強度身体活動(vigorous-intensity)余暇の⾝体活動参考︓Moore SC et al., PLoS Med. 2012;9(11):e1001335.余暇の身体活動の時間が多いと、健康を害するリスクが減っていくということですね。さらに、「週に150分のMVPAが死亡リスクを有意に軽減することも分かった」ということですね。有意って、“ちゃんと”“しっかり”といった意味と思ってください。難しいですね・・・。余暇の身体活動量と死亡リスクの関係150 分/週 MVPA1.00.90.80.70.60.5(分/週)なんだかこのグラフ難しい。博士、教えて。エネルギー消費量が、3-6メッツ未満の全ての⾝体活動のこと。⼼拍数が上昇し、呼吸がやや早くなりますが、まだ会話を続けることができます。【例】早歩き、軽いサイクリング、ガーデニングなどエネルギー消費量が、6メッツ以上の全ての⾝体活動のこと。⼼拍数がかなり上昇し、呼吸も⼤幅に早くなり、会話を続けるのが難しくなります。【例】ランニング、エアロビクス、速いサイクリング、競技スポーツなど0200400600▶MVPAとはMVPAとは、Moderate to Vigorous Physical Activityの略で、「中強度」(Moderate)から「⾼強度」(Vigorous)の⾝体活動を指します。▶⾝体活動はどれくらいがいいの?世界保健機関(WHO)のガイドラインでは、健康維持や疾病予防のために推奨される活動レベルとして、週に150分以上のMVPAの実践を推奨しています。これは⼼⾎管の健康、体重管理、ストレスの軽減に有効であり、⾝体的および精神的健康の向上に役⽴つと提⾔されています。MVPAを知る

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