脂質異常症#$%糖尿病#$%死亡#$%L,0M,K’%,5J;(&=;F豪州中国1E.%.’;F⽶国&,C;4;A,B.>?@9<=;9$-.:;4-5共和国⾹港/0&1&+,$-.台湾#$%&’(&⽇本⾃分の座位時間について考えたことありましたか︖「座ることが苦⼿」そんな⽅もいるかもしれませんが、多くの⽅は、イスがあれば座りたいと思うはず。でも、これを読めば、「イスがなくてラッキー♪」と思うようになるかもしれません。So et al., J Sports Med Phys Fitness.2017Bauman A et al., The descriptive epidemiology of sitting. A 20-country comparison using the International Physical Activity Questionnaire (IPAQ). Am J Prev Med. 2011;41(2):228-35. doi:10.1016/j.amepre.2011.05.003van der Ploeg HP, Chey T, Korda RJ, Banks E,Bauman A. Sitting time and all-cause mortality riskin 222 497 Australian adults. Arch Intern Med. 2012Mar 26;172(6):494-500.So et al., J Sports Med Phys Fitness.20174時間未満4-8時間11時間以上(分/⽇)50040030020010001.51.00.50.03.8時間未満1.51.00.50.03.8時間未満1.51.00.50.0座位時間と糖尿病リスクの関係1日あたりの座位時間座位時間と脂質異常症リスクの関係座位時間と死亡リスクの関係3.8〜7.7時間7.7時間以上3.8〜7.7時間7.7時間以上勤務中の座位時間平均300分/⽇勤務中の座位時間8-11時間1⽇あたりの座位時間▶座位時間が⻑いと?主な働き⽅がデスクワークの⼈は、勤務時間の約80%を座位で過ごしています。このような勤務中の⻑時間座位⾏動は、糖尿病や脂質異常症等の疾病リスクを⾼めること、そして勤務中1時間の座位⾏動を⽴位・歩⾏に置き換えると⼼疾患や脂質異常症の疾病リスクが軽減する可能性が⽰唆されています。▶座位時間の⽬安世界20ヶ国を対象に⾏われた質問紙調査によると、⽇本は座って過ごす時間が世界で最も⻑い国の1つであることが明らかになりました。調査対象国の平均座位時間が300分/⽇であるのに対し、⽇本では420分/⽇と、2時間も⻑いことが⽰されています(左図)。また、45歳以上の222,497名を対象にした研究によると、座位時間が4時間未満に⽐べて8時間以上、さらには11時間以上では死亡率が有意に⾼まることが⽰されました(右図)。同様の結果を⽰す研究が他にもあることから、現在、この分野の研究者の間では「1⽇8時間以上の座位⾏動」が健康リスクを⾼めるポイントとなるのではないかと議論されています。座位時間を知る
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