労働者のための生活習慣改善プログラム
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情報通信業公務⾦融*保険業建設業複合234$業234$業教育*学習⽀援業製造業運輸業*郵便業卸売業*⼩売業医療*福祉農業*林業⾝体活動って「カラダを動かす」ことでしょ︖いや、そんな簡単なことではないんです。実は、結構研究されていて、私たちの得意分野です。紹介したい情報が盛りだくさん。サクッと読むだけで、きっと、カラダを動かしたい⼒が⾼まります。「なるほどー」と思ってから、動き始めましょう。勤務時間に占める座位時間の割合(業種別)座位行動sedentary(%)低強度身体活動light-intensity中強度身体活動moderate-intensity高強度身体活動vigorous-intensityエネルギー消費量が、1.5-3メッツ未満の全ての身体活動エネルギー消費量が、3-6メッツ未満の全ての身体活動So et al., JSportsMedPhysFitness.2017エネルギー消費量が、6メッツ以上の全ての身体活動座位、半臥位もしくは臥位で行われるエネルギー消費量が、1.5メッツ以下の全ての身体活動100806040200▶⾝体活動とは⽇常⽣活で得られる情報の⼀つである⾝体活動は、「安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費するすべての動作」と定義されます。この⾝体活動は強度に応じて4つのカテゴリに分類されることが⼀般的です。⾝体活動の強度は、メッツ(METs)という単位で表され、これは安静時のエネルギー消費(1メッツ)と⽐較して、どれだけ多くのエネルギーを消費するかを⽰します。▶座位時間⽇本における労働者の研究では、1⽇の約40%を勤務に費やしていることが⽰されており、特に勤務時間中の座位時間は職業別で⼤きく異なることが分かりました。⽇本⼈労働者の勤務中座位時間を職業別に⽐較すると、「情報通信業」「学術研究・専⾨・技術サービス業」「公務」の順に⻑く、「宿泊業・飲⾷サービス業」が最も短いことが分かりました。⾝体活動を知る

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